2010年12月17日金曜日

ASP-WT最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ in Memory of Andy Irons」



【パイプライン、オアフ/ハワイ(2010年12月16日木曜日)】「バンズ・トリプルクラウン・オブ・サーフィン presented by ロックスター・エナジー・ドリンク」の第3戦であるASPメンズ・ワールド・ツアー最終戦「ビラボン・パイプ・マスターズ」が、4~6フィート(1.5メートル)のバックドア・バレルで終了。ジェレミー・フローレス(FRA)がファイナルでキーレン・ペロー(AUS)を大逆転で下し,ASPワールド・ツアー初優勝を手に入れた。

ファイナルの終了間際まで、8.60というソリッドなスコアが必要だったフローレス。ペローとのファイナル後半に、少しづつ自分のペースを取り戻したフローレスは,素晴らしいライトハンド・バレルを見事にメイクして9.37をスコアし大逆転。彼は,40年の歴史あるビラボン・パイプ・マスターズにおいて、初めて優勝したヨーロピアン・サーファーとして、歴史に刻まれた。

「これは本当に夢だよ」とフローレスが言った。「ずっと前からハワイに来ているけど、ここは波、人、全てにおいて僕の大好きな場所なんだ。ファイナルでは最後まで,追いかける形になったけど,諦める事なんて出来なかった。これはパイプ・マスターズ。それが全てなんだ。最高だったよ」

ファイナルで大逆転勝利を手に入れたフローレスだが、彼はセミファイナルでもスレーターに対して,終了間際で大逆転。今回のパイプラインは、フローレスのキャリアにとって重要な転換期のマーキングになった。

「ここで、このような結果を残せて本当に嬉しいよ」とフローレスが言った。「大きい波でも小さい波でも,全てのコンディションで、サーフィンをもう一度やってきたんだ。今年の前半は、ちょっと心身共にぼろぼろになった。でも、それが僕のリズムを助けてくれたんだと思う。コンディションに関わらず、僕は一日3回海に入っていた。それが今年僕を変えた最も大きい要因だと思うんだ。もう一度,自分のリズムを見つけられた気分だよ」フローレスは、ASPワールド・ツアー・ランキングで、2010年の第9位でフィニッシュした。

0 件のコメント:

コメントを投稿